【大失敗】sugggestoという意見取集アプリを作ってみた結果→全く使われなかった話
※この記事はヌーラバーAdvent Calendar 2020 4日目の記事です。明日は@posi0202さんの記事です。きっとみんな真面目な記事を書くから、この記事は箸休めのような記事になります。😇
今年の6月私はsugggestoというアプリをGoogle PlayとApp Storeにリリースしました。sugggestoは意見収集ができるアンケートアプリのようなもので技術的にはバックエンドはFirebaseでアプリはReact Nativeで作られています。アニメーションはD3.jsで制御しています。作り始めた頃の私はモバイルアプリでリアルタイムでリッチなアニメーションの表現ができることに胸を高鳴らせ興奮しながら作っていました。(この時点で危険な雰囲気はプンプンしますね。)
ことの発端は社内のハッカソンだった
2年ほど前に社内でコミュニケーションをテーマにしたハッカソンがありました。当時の私はコミュニケーションをベースにしてかつハッカソン自体を盛り上げるためのWebサービスを、仕事帰り歩きながら試行錯誤していました。そこで思いついたのがsugggestoでした。私はハッカソンでリアルタイム投票サービスということでsugggestoを披露し、ハッカソンでは割と好評でした。
サービスの公開とアプリ化
ハッカソンの後、私はサービスを公開したいと思い始めます。そして、サービス公開するのであればどうしてもGoogle PlayとApp Storeのユーザーさんが欲しいと考えアプリ化を妄想するようになります。技術的なことはだいたい解決していたのですがアプリで見せるためのユーザーインターフェースがいいものがなかなか決まらず1年半ほど経ったある時、ふと寝る前にいい感じの構成を思いつき作成を開始しました。
作り始めると意外と困難なことはなく2〜3週間ほどでアプリは完成し、翌々週にはWebサービス版も完成し、いざ万全の状態でリリースしました。
実は、リリースする頃から肩のあたりが冷える感じがしました。私はプログラマー人生史上最大のだだ滑りの予感を感じていました。
大失敗
リリースした結果、ダウンロード数は最大「13」、投稿数は「5」という大規模滑りをやってしまいました。😭その後半年経っても利用者は増えることはなく減るばかりで(元々減るほどの人数もいなかったけど)現在は携帯にインストールしている人数は「7」という状態になっています。
何がダメだったのか?
一つ目は、技術とサービスが売れることは無関係とまではいかないが、決して直接関係するものではないということです。当時の私はアイデアと技術がマッチしたことに熱中し使われることを全くというほど考えていませんでした。
二つ目は、コラボレーション自体に価値があるサービスをなめていました。これまでコラボレーションしなくてもそれ自体に価値があるアプリしか作ってこなかったので、コラボレーションして初めて価値が生まれるアプリを作るのは初めてだったので厳しかったです。
終わりに
sugggestoの今後についてですがバックエンドをFirebaseで作っていたこともあり、現在無料で運用できていますのでしばらくは運用していこうと思っています。こんな大失敗アプリsugggestoを使ってみたい人がいたら是非こちらから試してみてください。
私がこれまでに作ったアプリ一覧はこちらになります。
- ダイエットアプリDietViewer
- オセロ研究アプリReversiLab
- Gitを使ったノートアプリGitNotebook